「…震えてんじゃん、強がんなよ」 シュリにそう言われてから、手が震えてることに気付きぐっと手を握る。 シュリはくっと眉を下げて、私を見下ろした。 どうして。 どうして… そんな切ない瞳で私を見るの…? 「…レナだけは…違うと、思ってた」 シュリがぽろっと漏らした、その言葉に息が苦しくなった。 「……え?どういう、こと」 私が尋ね返しても、シュリは八の字に眉を作ったまま。 また、弱弱しく笑うだけだった。 シュリはそのまま教室から飛び出したから、その真意はわからずじまいだった。