「いや、私こそごめん。 聞かれたくなかったんでしょ?」 「…うん」 「じゃあ、もう聞かないから」 「……レナ」 「何?」 「抱き締めていい?」 「はい?」 「いいや、抱き締めるよ?」 「はいいい??」 顔をひきつらせてる私なんかお構いなしに腕を引っ張るシュリ。 シュリの大きな腕の中にすっぽりと包まれる私。 わ、わわわ。 シュリの心臓の音が聞こえる。 シュリの香水の香りが鼻を掠める。 頭が混乱して、じたばたするけどそれをシュリに阻止される。 強く体を引き寄せて抱き締めるシュリ。