「別に…普通」 「普通って、モテたんでしょ?」 「モテてねーよ」 「ええ?トモコ言ってたよ、話題の双子だったって」 「やめろ!!」 いきなりそう怒鳴ったシュリにびくっと肩を揺らす。 びっくりして早鐘のように鳴る心臓を抑えてシュリの顔を覗く。 「……ごめ、何か、嫌な思い出、とかあった?」 びくびくしながら、途切れ途切れに言うとシュリはハっとして私を見た。 後悔の責に苛まれた顔をする。 悔しそうに顔を歪めて、ごめんとシュリは呟いた。