私だけの君でいてっ!

「嘘だし!ばーか!」

窪田は悪魔のような笑顔を私に向ける。


え?嘘…?ああー、安心!超安心!


「なんで嘘つくの!?焦ったじゃん!」


窪田は急にしゃがんだ。


そして、私が窪田にあげようとしていた使えない凹んだボールを拾ってみせた。



「このボール、俺にあげようとしたよね?」


ずっ、図星…!


「なんで…わかったの!?」


「だって三藤はそーゆうことばっかしてくるからね。だから仕返ししてやった。」



そう言って窪田は笑った。



なぜか顔が熱い。いつものことなのになんで?



窪田の笑顔がものすごく輝いて見えた。なんで?



もしかして…いや、それはないな。うん。