具も大きく、 焦げめのない …それは 柚 衣の作る、カレーよりも、美味しかった。 「?う…」 「 !美味しいよ 」っ 俺は 目頭を 押さえた。 だけど、 お店で食べているかの様な 味しか しない。 カレーであって、 カレーじゃな …い。 いつの間にか、自分の中のカレーは 少し、焦げ臭い味のする物となっていた。