体調が 悪い中、 俺は とぼとぼ、 と歩く。
でも、流石に、気分の悪さの、せいで
アスファルトの道で 途中、両膝を落とす。
「…どさ!」っ
重力のまま 地べたに、付け た。
「!!!」っ。
絶望感に満ちて来て…。
両手で 頭を、ふさ ぐ。
罵倒するかのように
空から、痛い、雨が 俺の
身を、心…を 叩きつける。
「あぁ”ぁあぁ!!!っ”」
<う!ぅ”ぇ!!!>
身体からの 逆流。
…あ!っという間に、 俺の服を 濡らす。
心地よ… く、 だけど 冷たい
痛みで 涙と 一緒に。
染み込んで来る、寒さ が 孤独の 身を
振るわせる。


