めぐと初めて出会ったのは、星がキラキラな冬の夜だった。 僕は道の隅っこで寒くて、お腹が空いて、行き倒れそうで、どうしようもなく縮こまっていた。 とおりゆく人々は、哀れむような目で僕を見ては見ぬふりをした。 そんなときめぐは、小汚かったこの僕を優しく包み込んで抱きしめてくれた。 「どうしたの?こんなに震えて。行くところがないの?」 喋る力もなかった僕なのに、声をかけられて嬉しかったからなのか、「うん。」といった。