──行ってきます── かすかに そうささやいて 青年は 少女から離れた 先ほどまでの 苦悩を 微塵も見せぬ 凛とした 眼差しで そして………少女は 見た いつもより 数倍たくましく目に映る 青年の 最後の敬礼を