雪の降る……


……追いかけてゆきたい


この足跡を たどって

あの人の背中を 抱きしめたい


そんな気持ちさえ

雪の白さが 消してゆく




突然 少女は その場に崩れた


なんとも形容しがたい空虚が

体を 支配していて

立ち上がることさえできない