ーー…そして現在に至る。 校門前で立ちすくむ俺。 黒髪のポニーテールが風に揺れる。 うう…スカートのせいでスースーする…。 『私が暖の高校に行くから安心してねっ!』 姉の言葉が脳裏を過った。 姉ちゃんも今頃学校に着いてるだろうな…。 本当に上手くやってくれんのかな… 不安で押し潰されそうになるが、いつまでもウジウジしている時間はない。 そろそろチャイムが鳴る。 俺は勇気を振り絞って走り始めたーー…