ま、まさかこいつが姉ちゃんの彼氏……梶原?!
この状況に教室中が盛り上がり、ヒューヒューと冷やかしてくる。
梶原は俺を見つけると、にっこりと微笑んできた。
俺は無理やりの笑顔で返す。
ど、どうしよう。
嫌な予感しかしねえ…
その時、チャイムが鳴った。
俺はホッと胸を撫で下ろす。
…助かった。
チャイムが鳴ったことに気付くと、ぞろぞろと皆が席についていく。
あれ、不良のくせに案外真面目だな。
そんなことを考えていると、俺はあることに気がついた。
……あれ、そういえば姉ちゃんの席知らないんだけど。
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