「鈴ちゃん…可愛すぎ。」





街灯の明かりに照らされながら、私にはにかむ誠二くんに…好きって言ってしまいそうになった。





「はぁ…
なんか鈴ちゃんといると癒されるわー。」





そう言って空を見上げる誠二くんに、期待しちゃう。




仕事帰りのスーツを脱いで、ネクタイを緩める姿にキュンキュンして見つめてしまう。





そんな危険な時間を私は作ってしまった。





それは、いつもの公園での時間。



2人だけの時間。