「もしもし、麻由?今平気?」




「うん、全然大丈夫」





「よかったー。あのさ、今日どっか行かね?」





「デート?行く行く!」





「んじゃ、今日麻由の学校の校門の前で待ってるから」





「うん、ありがと」





「またな」





「うん、またね」






話し終えると理奈がこっちを向いて
ニヤニヤしていた。