ー数分後


「せ、聖也?どうかな?」


私は外で待っていた聖也に話しかけた。

聖也は私を見てからそっぽを向いた。



え?どうして?

「やっぱ似合わないよね……」


「……かわいすぎだろ」



かわいすぎ……?


あ、ありえない!



「ないない!ありえない!」



私は首をブンブン振った。

そうする私を聖也は止めた。



「お、おい!くずれるだろ」


「あっ、そっか」