1分もしない内にメイクルームについた。

「ほら、ここだろ?」


「そーだよ、ここだ!さっき通った!」


「全くバカだな。麻由は」


と言い、頭をガシガシする。

髪の毛がぐしゃぐしゃに……。



「すげー、髪」


「聖也がしたんじゃん。いーもん!今から秋菜さんに綺麗にしてもらうから!」


そう言うと聖也は私のおでこにキスを
した。


「ん。楽しみにしてる」



たまにはこーゆーのもいいかもね。