私は聖也の方を見る。


「すみません。わかりません」


そうゆう私を見て聖也は少しニヤニヤ
した。


ヤバイ……。


「あっれー?わかんじゃなかったの?」


「わかると思ったのですが……」


「しょーがねぇな。行くぞ」



そういうと聖也は私の手を繋ぎ、歩き出した。


「聖也、メイクルームわかるの⁉︎」


「あぁ。さっき通ったし」


「そっか!……って、え⁉︎嘘⁉︎」


私、知らない間にメイクルーム通り過ごしてたんだ。


私としたことが〜。