大学が終わり 芦川さんを待つ。 化粧も直したし 髪の毛もバッチリだし…。 よし! 大丈夫! 私は 待ち時間の間にスマホをいじる。 「ん?」 さっきから 誰かの視線が感じられる。 龍牙さんに 先帰ってていいって言ってしまったのを少し後悔する。 少し時間がたつと スーツ姿の芦川さんがやってきた。 「行くぞ。」 私は 芦川さんの車に乗り込む。 車に乗り込んでも 未だに視線が気になって仕方ないがなかった。