「芦川さん。
ナポリタンのピーマン抜きと
身体が温まるものと思い ポタージュ作りました。」








「ん…。
ありがとう。」






芦川さんは
身体を起こす。






「まず最初にポタージュから食べてください。
力作なんです!」






「そこまで勧めるとは…。
不味かったらただじゃおかないからな…。」






芦川さんが
ポタージュを一口食べる。






「うまい。」





「今なんて?」






「だから
うまいって「芦川さん!苦手克服しましたね!」





芦川さんは
顔を顰める。








「このポタージュ
ピーマンのポタージュなんですよ!」