「――えっ? オレは全然構わないけど。――うん。じゃあいいんだね。チイに代わる? ――いいの? 分かった。じゃあね、おばさん」
ユウちゃんの電話の相手は、確実にあたしの母で。
通話が完全に遮断されたあと、やっと声を上げる。
「っ、ユウちゃんっ!! なんでお母さんにっ!?」
そりゃあ、泊まる連絡は必要だけど。忘れてたけど。
「いちから説明めんどくさかったから。女将さんの時はチイだってそう思ったろ? それに、オレの恥も晒さないといけないなんてヤだね」
「っ、……」
「ほら、さっさと風呂行ってこい」
「……行ってくる」
コンビニで買った下着を引っ掴んで、あたしはお風呂へ走った。
ユウちゃんの電話の相手は、確実にあたしの母で。
通話が完全に遮断されたあと、やっと声を上げる。
「っ、ユウちゃんっ!! なんでお母さんにっ!?」
そりゃあ、泊まる連絡は必要だけど。忘れてたけど。
「いちから説明めんどくさかったから。女将さんの時はチイだってそう思ったろ? それに、オレの恥も晒さないといけないなんてヤだね」
「っ、……」
「ほら、さっさと風呂行ってこい」
「……行ってくる」
コンビニで買った下着を引っ掴んで、あたしはお風呂へ走った。



