彼は別に〝神サマ〟に愛されてないわけじゃない。
むしろ、逆だよ
すごく愛されている。

でも、彼は〝神サマ〟を嫌っている。

何も殺したくないのに
殺させるから。

彼はどれだけ嫌がっても
殺さなければならない。

血を浴びれば栄える彼を
俺等は
こう呼んでいる



【神の操り人形】