あれが蝶姫か........

俺は天界の部屋でくつろぎながら考えていた

アレが暗殺対象ならば
俺はアレを殺さなきゃいけない

だが、
殺す気になれなかった


俺は............



ルシフェル『殺くん、駄目だよ』


部屋に入ってきたルシフェルは
俺に言う


サクリフェル『何がいけない?
教えろ』


ルシフェル『アレはいけない』

ルシフェルの言葉に眉を寄せる

ミカエル『兄さん!!
俺等は約束しただろ!!
アレと』

部屋に飛び込んできたミカエル

サクリフェル『答えろ
お前等はずっと俺に何かを隠している。
何を
隠している。』


俺は立ち上がり二人の前に立つと
ギロリと睨む


ルシフェル『いいよ、教えてあげる、
でも、先に仕事だよ、行ってらっしゃい』


ルシフェルは依頼書を俺に渡すと
ミカエルと共に消える


サクリフェル『“罪人の村”』