そう言ってどこかへ向かうみつる君。
ドキドキ______
心臓のバクバクが止まらない。
ぶつかっちゃってびっくりしたのと、まさかのみつる君だしダブルで心臓に悪い…。
「ユナ!みつる君じゃん!すごい王子様みたいに優しかったね!私までドキドキしちゃったよ」
「う、ん。心臓止まるかと思った…」
今日はやけにドキドキポイント多いなぁ。
それより!保健室急いで行かないと!
須藤君、大丈夫かな…。
走ってみおと保健室に向かった。
ガラガラガラ______
「失礼しまー…す」
そーっと部屋を開け、中を確認したらベッドで須藤君が眠っていた。
よかった、少し顔色良くなってる。
「彼が須藤君?」
「うん」
私たちの話し声が部屋に響く。
「起きないね。熟睡してるのかな」
「うん。ゆっくり寝かせておいてあげよ?荷物は横に置いておいたら気付いてくれるよね!」
須藤君の荷物を横に置いてあった椅子に置き、保健室を後にした。
「よーーーっし!お昼ご飯どこかに食べに行こー。お腹空いたよぉ」
「うん!行こ!」
みおとお気に入りのお店にランチを食べに向かった。
それにしても今日は初めましてがたくさんだったなぁ。
出会い方は最悪だったけど、初めてみつる君と話せて少し嬉しかった。
あれだけモテモテな理由すごい納得しちゃった。
また話せたらいいなぁ。

