電話を切り、光太の部屋へ向かう。 「みっくん…」 「もう大丈夫。こうが寝るまでずっとここにいるよ」 頭を撫でながら優しく微笑むと 「ありがとう」 と、ふにゃっとした笑顔で笑いすぐ眠った。 よかった、眠れて。 「それにしても___」 あんなことまでしてくるとは…、俺をどうする気だったんだ。 光太まで危ない目にあわせて、俺最低だ。 光太に嫌な思い出を作らせてしまった。