誰もいない。 家に入ろうとすると、また視線を感じた。 ___絶対誰か見てるだろ! さっきのはたぶん、俺が振り返った時に隠れたんだな。 絶対姿見てやる! なるべく自然に家に入るフリをして、勢い良く振り返った。 「…あっ…」 俺が勢い良く振り返ったのが予想外だったのか、急いで逃げて行く2人の女子がいた。