「やったー!」 みおには昔から、お菓子を作ると美味しくできたか聞くためにいつもあげていたから、私の作るお菓子が大好きになっちゃった、らしい。 みおにあげると喜んで食べてくれるから嬉しい。 「あ、次移動教室じゃん。ユナ行こ」 「うん」 廊下を歩いているとみつる君が男の子と廊下で話していた。 楽しそうだな...。 笑顔で話しているみつる君は、絵で描いたみたいにかっこよくて、きらきらしてる。