「何組なの?みつる君って」 「6組らしいよー」 あ、やっぱり。 私たちのクラスは1組。 入学したばかりで、自分のクラスしか覚えていない。 だからみつる君の存在も分からなかったんだ。 1人で納得していると、隣にいたみおが悲鳴(?)をあげた。 「えっ、ちょ、どうしたの?」 「いたよ!」