「それにあんなに優しく笑う人なんだね！すごい好感度だよー！」
「ほんとね！私好きになっちゃいそう！」
キャッキャと盛り上がるみんな。
…すごい人気者になってる。
すごいなぁ、ちょっと寂しいような気持ちになりながらハル君を見つめると微笑んで手を小さく振ってくれた。
っ////
「きゃー！手振ってくれたよー！」
やばいー！とテンションの上がるみんな。
＿＿＿＿＿＿ドキ
ハル君学校で人と喋ってるイメージないから、この機会に友達増えるといいなぁ。
…少しモヤモヤするけど。
「ハル君、あれユナに手振ってたんじゃない？」
隣にいたみおがボソッと声をかけてきた。
「え？なんで？」
「だって明らかにユナのこと見てたし、それに…」
言葉が詰まるみお。
