そこにはお人形さんみたいに可愛くて、長い髪に折れそうなくらい細い体の女の子がいた。
わぁ…______
声も可愛くて、顔も、スタイルもいいって完璧だな…。
「すごく可愛い子だね…、私あそこまで可愛い子初めて見たかも…」
「…あー…、うん、確かに」
「あれ、みお知ってる子だった?」
「名前だけ聞いたことあってさ…」
明らかに気まずそうな顔をするみお。
みおの言動と表情が少し気になりながらプールに向かった。
「______助けてみお」
「私の後ろに隠れてなさい」
頼もしいみおの後ろに隠れるように集合する私。
ひゃー、自分のクラスだけでも死にそうなくらい恥ずかしいのに知らない人たちが1クラス分増えるとかもうキャパオーバーだよ…。

