神は私を見放したんだ…。
ありえないくらい落ち込む私をみおはずっと励ましてくれた。
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そして休みたいくらい嫌な合同水泳授業当日。
みおに無理やり連れられて更衣室にやってきた。
更衣室には既に6組女子が何人かいて人見知りモードが発動した。
「はいはいユナは私から離れないでねー」
私の手を引いて誘導してくれた。
着替えていると6組女子たちがキャッキャと楽しそうに話す話声が聞こえてきた。
「合同とか少し恥ずかしいねー」
「そんなことよりみつる君と諒君の水着姿見れるのが特権だよ!」
「いやいや私たちも見られるんだからすごい恥ずかしいけどね!」
「みつる君達は全然私たちのこと見ないじゃんー。だから私たちがみつる君達のことずっと見てられるんだけど!」
「それな!」
すごいなぁ。
私と全然違うテンション…。
私は消えたくなるくらい嫌なのに。
「菜緒ー、行くよー?」
「はぁーい!ちょっと待ってー!」
すごく可愛い声に思わず振り返る。

