少しの間話してるとみおちゃんと一緒にいた女の子の言葉でバイバイすることになった。
くそー!
もっと話したかった!
クラスが違うのが本当に悔しい。
それにあのルックスに運動神経抜群って、他のやつに先越される前に告白したいけど今言ったって少し顔見知り程度の俺が勝ち目あるわけない。
早く距離を縮めないと!
俺も急いで更衣室に行き着替えて教室に戻った。
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___キーンコーン____
「っふー!ギリギリセーフ!」
俺が教室に着いた瞬間にチャイムが鳴った。
走ってよかったー。
「何、結構喋ってたの?」
「んーん、あんまり!更衣室で思い出し幸せしてたら遅れた」
へへっと笑う俺にみつるは冷めた目で見つめた。
「___けっ。よかったでーすねー」
「こらそんな冷めた目で見るな。一緒に機会作って仲良くなろーぜ!」
「一人で仲良くなるし」
素直じゃないなぁ。
多分だけどみつるはユナちゃんのこと、きっと好きになってる。
でも、中学の時の事があってから女子に対して一線を引いて心を閉ざしてるような所がある。

