「ごめんなさい!」
え……、ユナ…ちゃん?
え、まじ?
やばい…てか、何か言わないと…。
「…びっ、くりした。んーん、こっちこそごめんね?怪我してない?」
突然すぎて一瞬言葉が飛んだ。
やば、考え事…てかユナちゃんのこと考えてぼーっとしてたらユナちゃんとぶつかるとか。
少し運命感じそうになる。
いや、ファーストタッチがぶつかるって普通にダメだろ!
結構勢いよくぶつかっちゃったけど大丈夫かな、怪我してないかな?
心配になった俺は気付いたらユナちゃんの頭に手を添えていた。
とりあえず見た感じは…大丈夫かな。
顔を覗き込んでいると、ユナちゃんの顔がどんどん赤くなっていった。
____っ/////
は…、ま、って。
それは反則すぎ…。
小動物みたいに小さく、赤くなって上目遣いしてる顔…威力やばいって…。
怪我してないことを確認してユナちゃんの所を離れた。

