「………誰!?」


洞穴の奥から誰かの声が聞こえてきました。


「ロンナ!オレだ!!ピースだよ!」


奥から現れたのは大きなお尻の岩の様に大きな牛のロンナです。       
「なんだピースか~……ぢゃなくてこんな遅くにどぉしたの!?」

「実は………」


ピースは今までの事をすべて話しました。


「……そぉか…キータが……よし!くよくよしててもしょうがない!!」


するとロンナはピースからピーターを預かり自分のお乳をあげました。



「飲むかしら…」


とても心配そうに見つめるロンナとピース。しかし2人の不安は一気に吹っ飛びました。


「あらら、すごい勢いだわ」


「よほどお腹が空いてたんだな。ありがとうロンナ!」