「さっきはよくも逃げてくれたなぁ?
俺が『一緒に行こう』って言ってるのにも
かかわらず!!!」
うわぁーめっちゃ怒ってらっしゃるー。
これぞ『激おこプンプン丸』って言うのかなぁー。
なんて、考えてるとつい、
「ふっ。」
って笑ってしまった。
それを見て男の人は、
「お前まぢで、いい度胸してるなぁーぁ!
この試験終わったら、覚悟はできてるよなぁ?」
やばーーーい!
完璧怒らしたーー。
私の、バカー!!
「ひぃぃぃぃー。許して下さいませー。」
「わかった。許して欲しいなら・・・。
消しゴム半分ちょーだい?
そしたら許すー」
「え!?消しゴム?」
「そう。さっきから筆箱の中探してるんだけど見当たらなくて。
多分・・・。忘れた。」
「はぁー。」
「だから半分くれ!」
「それが人に頼む態度ですかぁ?」
「はぁぁ!?だったらお前試験終わったら
俺に・・・「アーー!はい!わかりました。
喜んで半分あげます。」
「まぢ?!あざまーす。お前いい奴だなぁーサンキュー。」
(ニコ
(ドキッ
「うん。いいよー。」
私はこの時まだ、気づいてなかった。
この男に恋をしたとゆうことに・・・。


