一目見た時に恋に落ちたみたいだ・・・

美優story

「おっはよー」(ドキッ

あっ、すごい!顔見なくても
声だけでわかった…。
入試の日の人だって…。


「おーい!聞いてる?」

「あ、おはよー!合格してたんだね~。」

「おま!その言い方、俺が落ちてるとでも
思ったのかよっ!」


「ちがーう。また会えて良かったなー
って思って…。」

これは、私の本心…。みたいだ。
言いたくて言ったんじゃなくて
自然と出た言葉だった。


「おぉー、それは俺も思った!
お前にまた会いたいなーって。」

「えっ!?」

「俺らいい友達になれそうじゃね?」

「あ…あ、うん、そうだね!」

なぜ?なぜ!?
『俺も』って言われた時凄く
嬉しかったのに、
『いい友達』って言われた時
すごく…なぜか…私の心が
傷ついた気がした…。

私はそのあと何を話したか
正直覚えていない。
ゆういつ覚えているのは
一緒に帰ろうと、言われたことだけ。


クラスは私が2組で彼が3組。
なぜだか今は、クラスが違くて
良かったと思っている…、私…。


「あ、放課後一緒に帰ろ!
話したいしさ。」

「ぁ、うん!わかった!!!
また後でね!」