心の底から君が好き



直哉と話しながらも、視線は横橋さん。

なんか…ずっと見ていたい。


「柊斗さ、アタックするんだろ??」

「アタック??」

「そうだよ!彼女にしたくないんか?」

「…そりゃあ好きな子は彼女にしたいだろ!」

「じゃあアタックあるのみ!!」




アタックかぁ…

アタックって何をすればいいのだろうか。



ってかその前に


「直哉ー横橋さんの下の名前なに?」

「結菜だよ!名前もかわいいよなー」

「結菜かぁ…ってお前とんじゃねぇぞ!!俺のだかんな」

「はいはい!!わかってるって」



好きって認めた途端に気持ちがどんどん加速していく。


「それよりさ、明日から学校ないけどどうすんの?」

「……」



俺に重い現実がのしかかる。

そういえば明日から夏休み。


いらねぇよそんなの!!!!!


…てか、まさか自分が夏休みいらねぇなんて

思う時がくるなんて思いもしなかった。


明日嵐がくるんじゃないだろうか。





「夏休み中…作戦を練る」

「は?!なんだよそれ!!」

「俺…わかんねんだよ!!こういうの」

「そうかそうか…じゃあ俺も手伝ってやる!」

「ほんとか?!サンキュー直哉!」

「柊斗はかわいい奴だなー」



そう言って俺の頭をなでなでしてくる。


…これか!!


「なぁ…女って頭撫でられるのって好きなんか?」



これを直哉に聞くのもどうかと思うけど。



「好きな子結構いるんじゃね??」

「なるほど…」




俺はまだ使われてないノートを開き


【頭を撫でる】


それだけ書いた。