教室につくなり


「おお!!柊斗来たんか!!お前が来てくれてうれしいよ!!」

「きめぇから」

「うわ!!ひでぇ」




直哉…俺のことほんとに友達として

好きなんだよな…??



少しだけ不安になってくる。





教室入ったはいいものの

俺、知らない奴ばっかなんだよな。



実際、席が近い奴らくらいしか知らない。




席についたら



「「「「相川くんおはよーー」」」」




--キーーーン。


何人かの女が俺の席に寄ってきた。



なんなんだよ朝っぱらから。




「相川くん今日もかっこいいね」

「ほんと!!あたしと付き合って?」

「ダメよ!!あたしと付き合うの!!」

「ダメ!!あたし」




そんな訳のわからない会話が俺の周りから

うるさく聞こえてくる。


あぁ早くどっか行ってくんないかな。