夕方までだらだら過ごしてたら



--ピンポーン♪



誰か来た。


誰だよ…もしかして直哉か?




「誰…」

「柊斗??」




は?!なんで結菜っちが来てんの。


あぁ…どうせ直哉が行ってくれって

頼んだんだろうな。

俺が喜ぶだろうって。





「伊勢谷くんに教えてもらって来たんだけど…少し話せる?」



やっぱりな。

結菜っち本心でこんなとこ来る訳ないし。


「あぁ…入って」



とりあえず中には入れる。


俺からしたら嬉しい気持ちもあるけど…

複雑な気持ちもでかい。





結菜っちをソファーに座らせて

俺は飲み物を取りに行く。




結菜っちが俺の部屋にいるのが

不思議でたまらない。






そんな結菜っちをチラッと見ると

辺りをキョロキョロ見渡してる…




不覚にもかわいいと思ってしまった。



いかんいかん!!!

俺は決めたんだ。