柊斗は少し緊張してるのか
顔が少し強張ってるように見えなくもない。
「あ…あの…結菜さんとお付き合いさせてもらってます。相川 柊斗と申します。結菜さんを絶対に幸せにするので…お願いします!!」
そう言って深々とお辞儀する柊斗。
なんかこの挨拶の仕方…結婚するみたい。
「あらー!!柊斗くんね!すっごくかっこいいじゃない!!なんでこんなかっこいい子が結菜なんかを??」
…結菜なんかを?!
なんかって…ひどすぎるっ!
「いや…もう結菜さん最高ですよ。かわいいですし、優しいですし、たくさん魅力持ってます。俺にはもったいないくらいですよ」
柊斗…いいこと言いすぎ。
嬉しくて鼻血が出そう。
「なんか娘を褒められるのって嬉しいわね。柊斗くん、結菜をよろしくね?」
「はい!!絶対幸せにします!!」
うわぁ~なんかお母さんと柊斗が話してるなんて
夢みたい。
親公認…
「うぉ~~い!!!!!なんださっきの男のこ~えは~?」
げっ!!そう言えばもう1人いるんだった…
なんか口調がおかしいし。
「あ…お父さん!!」
「お父さ~ん??俺はこんな男育てた覚えはな~いぞ~?」
当たり前だろ!!
「お父さん酔いすぎ!!早く寝なよ!!」
「なんだと結菜~??お父さんにはもっと労わり~なさ~い!」
今日は話しにならんな。
「お母さん、今日はお父さんに紹介するの無理そうだから、部屋行くね?」
「そうね。この状態じゃ無理そうだものね。あっ!柊斗くん夕ご飯食べてく??」
「え?!」
お母さんの言葉を聞いてものすごく目を見開いてる柊斗。
「遠慮しないで食べて行って??少し賑やかになって楽しそうだもの」
「じゃあ…いただきます」
そう言って少し照れた感じに笑う。
なんか照れた感じの柊斗がかわいい…
「じゃあ柊斗行こう?」
「あ…うん!」
あたしは柊斗を連れて部屋に移動した。

