心の底から君が好き



ちょっとお姉さんって聞いて

緊張したなぁ。

でもすごくいい人でホッとした。



柊斗もかっこいいし、お姉さんもあんな美人さんだから

お父さんお母さんもすごいんだろうな。



そしたら柊斗がはぁとため息ついて


「結菜いきなりごめんね?姉貴心配性なんだよ」

「ううん。すごくいいお姉さんだと思う。うらやましいくらいだもん」

「あれ。結菜って1人っ子?」

「あっ!あたし一応お兄ちゃんと弟がいるんだ」



そうなんです。あたし実は6歳上のお兄ちゃんと

2歳下の弟がいるんです。



「えぇ!いいじゃん。俺は結菜の方がうらやましいよ」

「う~ん。まぁ楽しいっちゃ楽しいけどね。でもお姉ちゃんもほしかったんだ」

「俺は1番下だから、弟か妹がほしかったんだよなぁ」



2人してない物ねだりだねっ。

へへ…でもこういう会話もなんか楽しいな。

柊斗とこうやって話せるなんて数時間前までは思ってもみなかったから。



あたしがいきなりにこやかな顔したからか

不思議そうにあたしの顔見ながらも、なんか柊斗は嬉しそう。



「じゃあ帰ろっか」


柊斗があたしの手を握って

あたしたちは歩き出した。