心の底から君が好き



あたしがいきなり叫んだから

2人共あたしを凝視している。



「あ…すいません。このキレイなお方が柊斗のお姉さまだと知って…」



あたしは一気に我に返り

叫んだ恥ずかしさで俯きながら言う。



いや…だってさ?


ずっと柊斗の新しい好きな人だと思ってた訳だし。




「顔上げて?」



お姉さんが優しくあたしに言う。

あたしは言うとおり顔を上げたら。






--ぎゅ!!



え?え?え?


これは一体…



あたしお姉さんに抱きつかれてる。




「もう!!かわいい女の子!!柊斗にはもったいないぐらいだわ」

「おい!!俺のだから離れろ!!」

「うるさいわね!ちょっと黙ってなさい」

「は?!いいから早く離れろっつってんだろ!!!」



姉弟喧嘩勃発。

それにしても…お姉さんいい匂い。


…って、あたしは変態か!



「もう…しょうがないわね」


お姉さんはあたしから体を離す。


柊斗を見たらものすごくムスって顔してるよ。




「あなたお名前は?」


「あっ!!すいません。えと、横橋 結菜と申します。柊斗くんとお付き合いさせてもらってます。不束者ですが、どうぞよろしくお願いします!」




あたしは深々とお辞儀をした。

なんか…変にかしこまっちゃったな…