あたしは今、カラオケの時みたいに
座っているあたしを、柊斗が後ろから抱きしめてる状態。
「結菜…もうしちゃったけど…さっきのやだった?」
後ろから不安そうな言葉がぼそり。
「え…?」
「結菜がかわいすぎて止まんなかった。ほんとは結菜のペースで…って思ってたんだけど…ごめん」
ととと…止まんなかった?!
まだあたしにはこういう発言がちょっと刺激的。
でも…
「ちょっとビックリしたけど…やじゃないよ?柊斗だもん」
柊斗大好きだから嫌なんかじゃない。
でもやっぱりまだ恥ずかしい。
そしたら抱きしめる力を強めて
「結菜…大好き愛してる。もうほんとやばい」
--ばくばくばくばく。
あたしは心臓が…心臓がやばい。
柊斗みたいに鼻血が出そうだよ。
そんなこと思ってたらいきなり
--くる。
あたしの向きを変えて
柊斗と向き合ってる。
「今度からここは俺と結菜の秘密基地ね?」
にこって笑顔を見せる柊斗。
(きゅーん♡)
思わずキュンってしてしまった。
…いやだってこの笑顔反則すぎだよ。
そんな柊斗の顔に見惚れてたら
「どうかした?」
「ううん!柊斗の笑顔が反則だなぁって見惚れちゃっ…あっ!!」
しまった!!つい思ったこと口に出しちゃった。
あたしはその口を咄嗟に両手で覆う。
このお口のおバカ!!
それと同時に頭に火が一気にのぼるのがわかる。
顔が…熱い…熱い熱い熱い。

