心の底から君が好き



いきなり柊斗が少し悲しそうな表情をして


「でも怒鳴ったりしてごめん。ああいう態度した方が結菜傷つけてたよね」


ものすごくしゅんとしてる。

気にしててくれたんだね。

柊斗はやっぱり優しい。




「ううん。あたしが早く柊斗が好きだって気づかなかったのが悪いんだし、柊斗は何も悪くない」


うん。あたしの勘違いで招いたことだから。

柊斗はなにも悪くないんだ。



そしたら柊斗がパァっと明るい顔になって



「結菜~!!!!大好き愛してる」


あたしはまたぎゅっと抱きしめられた。




だから


「…でもちょっと寂しかった」



ちょっと意地悪言ってみる。


柊斗が抱きしめてた体を離して、あたしの顔を



「ごめんってぇ~俺だって寂しかったんだよ~」



今にも泣きそうな顔で見てそう言う。




柊斗って素直だよね。

あたしもこれからは素直にいこう。



「へへ。でもこれのお陰でって言うのも変だけど、柊斗が好きだって気づけたからいいよね」

「結菜ありがとな」



また柊斗が優しく頭をなでなでしてくれた。

柊斗に撫でられるの好きだなぁ。






「柊斗大好き」

「結菜…」






柊斗のほっぺが少し赤く染まってる気がする。




…柊斗の顔がどんどん近づいてくる



これってまさか…セカンド…






あたしはぎゅっと目を閉じて







閉じて…










「ちょっとあんたたち!!あたしたちいるんだからね!!」






--ビクっ!




目を開けたら…




柊斗の顔がすぐ目の前にあって


柊斗が不満げな表情してる。





「なんでお前らいるんだよ…」


ものすごく不機嫌な声。




「結菜!!あんたあたしたち近くにいるって言ったでしょ?!忘れてたの?!あんたたちのいちゃつきを見せつけられて呆れるはほんとに」



そう言って聖奈が深いため息をついた。