やってしまった…
そう、聖奈に柊斗の退学届を思い切り破いちゃえって言われた。
…でも後悔はしてない。
退学届を破いたあたしを驚いた顔で見て
「何やってんだよ」
ちょっと怒ったように言った。
あたしは言うよ。自分の気持ちを…
振られても…諦めないもん!!!
「柊斗!あたしやだ!!」
「なにが」
「学校…辞めちゃやだ…」
「だからまた俺に惨めな「違う!!!!!」
あたしが大きい声で言ったから柊斗は目を見開いた。
「違うよ!あたし気づいたんだ」
「なにに…」
柊斗の顔が少し動揺してるようにも見える。
「あたしね…大樹先輩が好きだって…」
「知ってるから」
「ちゃんと聞いて!!」
「……」
もうあたしは間違えなんかしない。
「好きだって…勘違いしてた…」
柊斗は、え?とでも言いたそうだけど声に出さない。
顔がものすごく驚いてる。

