そして放課後になってしまった…。
頑張ると言い張ったもののやっぱり怖い。
だってあんなことあたしにできるだろうか…
下手したら柊斗にぶちぎれられる。
「結菜、大丈夫だから!!」
「…うん!怖いけど…頑張るね」
最近あたしの心臓はよく動く。
もうばくばくばくばく動いてる。
みんなぞろぞろ部活行ったり帰って行って
教室には聖奈とあたしだけになった。
「聖奈と結菜ちゃん」
教室の入り口を見たら、田部くんがいた。
「ごめん。ちょっと心配で俊希も呼んじゃった」
「そうだったんだ。田部くんありがとね」
「いいよ。柊斗のこと気になるし」
時間はどんどん過ぎていく。
あたしは柊斗が来ないか窓から目を逸らさずに見る。
「あっ!柊斗!」
門から入ってくる柊斗が見えた。
「結菜ちゃん。俺柊斗に電話で中庭に来てくれって言ったから、多分あいつ中庭に行く。だから結菜ちゃん行ってあげて」
「わかった。」
「結菜、あたしたち近くにいるから…なんかあったらほんとにすぐ言うんだよ?」
聖奈がものすごく心配そう。
「もちろんだよっ!ありがと。聖奈と田部くん」
あたしは覚悟を決めて教室を出て行った。
柊斗今行くから、待っててね。

