そしてあっという間に日曜日。
あたしはあれからもメールを送り続けた。
と言ってもあたしの近況報告だけ。
いいかげんしつこいって言われるかなって思ってたけど、何も言われなかった。
今日は日曜日で学校も休みだから、あたしは柊斗の所に行く。
この前はお店のだったけど、今日は自分でシュークリームを作って渡すんだ。
シュークリームってすごく難しくて、2日前から学校から帰るなり
何度も何度も作っては失敗してを繰り返して。
やっと昨日の夜にキレイに焼けたシュークリームが完成した。
「ちゃんとできてよかったー」
こんな必死に作ってたからお母さんが
「なんでそんな熱心に作ってたの?もしかして好・き・な・ひ・と♡?」
ものすごく楽しそうに聞いてきた。
絶対聞かれるだろうなって覚悟してたよっ。
「そうだよ!だーい好きなひ・と!」
あたしが好きな人のことを言うのが人生で初めてだったから
「きゃーやっぱり??もう今度家に連れてくるのよ」
そう言って顔を真っ赤にして、その顔を両手で覆う。
なぜお母さんがそこまで真っ赤になるの。
「来たいって言ったらね」
「待ってるわよ~」
お母さん大歓迎みたいだから、早く家に連れてきたいな。
そう言えば柊斗、お父さんお母さんに挨拶するとか前言ってたよね。
…なんかそれ思い出したら
「なに結菜まで真っ赤にしちゃって!かわいんだから!」
あたしの顔まで真っ赤になってたらしい。
なんか恥ずかしくなってきちゃって。
また現実にしなきゃねっ。

