心の底から君が好き



あたしって自分の気持ちにも鈍感だったんだね…。

そんなことばっか考えてたら



--キーンコーン



いつの間に授業が終わってた。



「結菜!お昼だよー!!」



聖奈がくるっとあたしの方に振り返って言ってきた。

なんだかあたしはもやもやが消えてる感じがしてるから



「じゃあ行こう!!」



いつも通りの自分に戻れてる気がしたっ。

最近はもやもやだらけで滅入ってて空元気状態だったから。






--屋上。




聖奈とあたしはベンチに座り、お弁当をひろげ食べ始める。

最初に口を開いたのは聖奈。



「で?なんかあった?」

「あたしね…昨日すごくいろいろ考えたんだけど」

「何を考えたの?」

「頭に浮かんでくる人について」

「あぁこの前話したことね」

「そう。そしたら答えがでた」

「…答え?!その答えって…」



聖奈がお弁当を食べている手を止めて、目を見開いてあたしを凝視してる。

気になってしょうがないとでも言うかのように。

…早く言おう。




「あたし…恥ずかしいんだけどね…大樹先輩が好きって…勘違いしてたっぽい」

「やっぱりそうか」

「やっぱり??」

「ん??なんでもない!それでそれで?」



聖奈のやっぱりが気になるけどとりあえず先を話そう。



「それでね…あたし…」


うぉー!なんかいざ言うとなると緊張する。

あたしが躊躇っているのか



「何?!気になる!」


聖奈が早く言ってよって言わんばかりに急かしてくる。

心臓ばくばく。