今考えるといつも柊斗はあたしの気持ちを考えてくれた。
そしてどんな時もあたしの側にいてくれた。
そして笑った顔、おいしそうに食べてる顔
眠そうな顔、ちょっと拗ねたような顔
喜んだ時の顔、心配そうに見つめる顔…。
全部全部あたしに向けて見せてくれてた。
いつの間にかあたしの中は…柊斗でいっぱいになってて
あたしにとって、とても大切な存在になってて
気づかないうちに柊斗に惹かれてた。
抱きしめられるのも
手をつながれるのも
頭なでなでしてくれるのも
全部全部…柊斗がいい。
あたしやっと気づいたよ…
「あたし柊斗が好きなんだ」
これは勘違いでもなんでもない真実。
「もっと早く気づければよかった…グスっ」
あたしの目からはとめどなく涙が溢れてきた。
こんなことになってから気づくなんて、遅すぎるよ。

