心の底から君が好き



相変わらず柊斗からの返信はこない。

あたしはいつどんな時も柊斗のことばっか考えてた。

今はベッドに仰向けになりながら、スマホでメールの問い合わせばかりをしている。

こないかな、こないかなって。

きてもメルマガだったりで…へこむ。





「柊斗…」


あたしはふと聖奈に言われたことが浮かんできた。



『好きな人っていつも頭に浮かんでくるよね』




頭に浮かんでくる…





















あたしの頭の中…いつも…




















気づけばいつも柊斗でいっぱいだった。

手をつないで帰った日も、家に帰ってから柊斗のことばかり考えてたし。

初めて抱きしめられた時だって…





いつもいるから当たり前って思ってたから気づかなかったんだ。

ずっと大樹先輩が好きだって思ってたから…恥ずかしいことだけど

それが勘違いだったから…大事な気持ちに気づけてなかったんだ。





大樹先輩がキスしてるとこを見た時は

ほんとにあたしにとって刺激が強すぎたから


…だから頭が混乱してたんだと思う。