教室に戻るなり
「結菜、なんだったの?」
「うん。本題に入る前にチャイム鳴ったからよくわからなかった」
「そっか。」
聖奈はあまり深く聞いてこなかった。
あたしはあまり重いオーラを出したくなかったから
「ねぇねぇ多分運が良ければだけどさ、数学今日で席もどれるんだよね!」
「そうなの?!よかったじゃん」
「田中先生が覚えてればだけどね!」
「自分で言っちゃえばいいじゃん」
「自分で言ったら文句言ったからとかいってダメになりそう」
「あり得るー!!!」
そう。もしかしたら今日で聖地に戻れるかもしれない。
そしたら
「結菜。なんかあったら言うんだよ?あたし親友なんだから」
「うん…ありがと!!」
聖奈はやっぱりどこか心配そう。
あたしのこと見透かしているみたい。

