--翌日。
あたしは何も悟られないように今まで通り普通にしてる。
急に柊斗が…なんて言ったら質問攻めにあうだろうし。
それは少し気が滅入ってしまいそう。
でもやっぱり聞かれるのは避けれない
「横橋さん昨日柊斗どうだった??」
教室に入るなりあたしの所へ真っ先にきて。
伊勢谷くんは絶対来るって思ってた。
でも…
「柊斗なら大丈夫だったよ!!元気だった」
「おう!そうか!!なら良かったよ。昨日行ってくれてありがとね!」
「全然全然!」
「柊斗いきなり横橋さん来て、嬉しかっただろうな」
「…そ、そうかなーあはは」
「そうに決まってんじゃん!!!柊斗謹慎1週間らしいからちょくちょく行ってやって」
「あ…うん」
「じゃあまた!」
伊勢谷くんごめんなさい。嘘ついちゃった。
なんか変に気を使わせたくなかった。
柊斗が荒れたとかそういうのじゃなくて、あたしに対して気持ちが冷めたってだけだもん。
「結菜おはよー!!昨日相川くんのとこ行ったんでしょ?」
「うん」
聖奈にも昨日行くこと言ったから、聞いてくるよね。
聖奈にも…
「相川くんどうだった??」
「相変わらずだよ!!」
「そっか!ならよかった!早く謹慎終わるといいね」
「そうだね」
言えなかった…。
なんかいまだにあの柊斗が信じきれていない部分もあるから
信じたくないって思ってるからこそ言えないのかもしれない。

